益次郎の考察部屋

気になったアニメの妄想考察

「君の名は。」考察2

 

君の名は。」ネタバレ、妄想を含む感想です。ご注意ください。(そんなに綺麗な話じゃないかも)

 

 衛星はやぶさの帰還

 地球に落ちる星といえばこれも綺麗だった。

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今回は音楽について、ちょっとだけ考えてみる。

本作は前半過ぎ去った思い出の様に、記憶の断片が示されたような、そんな進行をしていく。(夢とは違う気がする)過ぎ去ったあの時を思い出す音楽。

そんな方法で演出されていると思われる。思い出と音楽は結構、深い関係がある。当然本作のターゲットである年齢層に合う音楽が選ばれている。

 

オープニングの音楽は、私的にはちょっとうるさい気もしたが、勢いでもっていくための助走としてよかったと思う。

黄昏時から時空が飛ぶ時、一人の瀧君を背負ってかかる音楽の入りの効果音的な部分、あれは好きになれなかった。場面が一気に転換しますよ的な演出なんだろうけど、あそこは「間」が欲しかった。ただ、「静かな間」。転換後に、「でも、会えますよ」的な音楽でもよかった気がするが、物語の連続性を示すためだったのかな?

全体としては印象に残らない、いい音楽だったと思う。(映画音楽として)

 

あと、もう一つ。黄昏の邂逅で、何で二人は抱き合わないのか・・・。初見だから?あんだけ呼び合って、やっとお互いが見えて、あの距離で・・・。抱き合うでしょ・・・。で、「三葉、どうしてここに。瀧、口噛み酒のんだ。」ハッとして突き放して、キスは出来ない。ここは個人的に不満です。アニメの演技を信用していないから、こういう脚本になったとしか思えない。三葉はともかく(一回諦めてるし)、瀧は我慢できないと思う。でも、ここで抱き合っちゃうと手の平に「すきだ」は変か・・・。

まさに、新海監督らしさ・・・。一緒になるのは現実でやれと突き放してるとこが、逆によさになってるのかな。若い人にはたまらないと思う。

 

でも、あの神社が何で隕石を呼び寄せるのか気になる。隕石が割れるのだって、2人が会ってからの気がするし・・・。多くの災いは人がもたらすけど、物語的に解釈するとほんと嫌になる作品かもしれない。

でも、人はやらずにはいられない。だからこそ物語には普遍性が生まれるし、教訓というと説教臭いが、伝承すべき価値があるのだと思う。生きた物語が多く受け継がれている社会は成熟した社会なのかもしれない。現代の状況に囚われすぎないため、過去の人々の思いを、現に甦らさなければならないのだと思う。